三歳のかんざし

計画は立てていて材料も揃えてはいたものの、なかなか着手できなかった七五三用のかんざし。数日前になってようやく作り始めました。私が参考にしている本(『晴れの日を彩るつまみ細工の花々』hong prezents著)にあった七五三のかんざしを少々アレンジして松竹梅のかんざしに。お豆ちゃんは1月29日生まれで、お豆ちゃんが生まれた日の朝紅梅が花開いていたと棟梁(私の父)が言っていたので、お豆ちゃんの花と言えば「紅梅」です。小さな子供や若い方から見れば、あまり華やかではない印象かもしれませんが、いずれお豆ちゃんが大人になった時、春の訪れを感じさせてくれる梅の花を身近なものと感じてくれたら嬉しいです。

銀ビラのかんざしと、藤下がりのかんざし
お豆ちゃんは、この山吹色の蝶々が好きだそうです。
私のお気に入りは、松竹梅の「竹」。初めて作りました。

家事も仕事も若干放棄して制作したこのかんざし。出来上がってからずっと、うっとり眺めてしまうほどの仕上がりです(自己満足)。七歳のお参りでもこのかんざしを使いたいと思うのですが、お豆ちゃんはピンク色が好きなので、4年後はさてどうなるか分かりません。けれど、今回ここまでのかんざしが仕上がったので、もっと先の成人式だとか、更に先の結婚式だとか、そんな晴れの日にも母のこの手でかんざしを作ってあげたいなと思うようになりました。

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