かんざしが仕上がった翌日、高幡不動尊へお参りに行って参りました。朝一番の着付けとは言えオープンが10時のお店なので、早起きで活動時間が午前の早い時間に限られるお豆ちゃんにとっては、若干遅めのスタートとなりました。着付けが終わってからの祈祷となると11時半だったので、いつもなら昼ご飯の時間。半ばどうにでもなれという気持ちで向かいました。車で向かう途中30分ほど眠ったので少し安心しましたが、やはり30分の祈祷は3歳児には長過ぎて、子供のぐずぐずを制すこちらにとっては大変過酷な時間となりました。加えて雨上がりの境内を慣れない草履で歩くため、脱げて白い足袋が汚れて悲しくて泣く、着物は嬉しいけど動きにくくていつも通りにできなくて泣く、何度も足元がふらついて少しずつ剥がれ始めていた草履の底が遂に外れて泣く…あぁ、こちらの方が泣きたいですという大人四人。3歳のお参りは予想通りの結果となりました。
休憩所にようやく辿り着き、大好物の干し芋やおせんべいにミカンを頬張って、少し元気になりました。食べている時が撮影のチャンス!と思い、かんざしを撮影しましたが、どれもこれもピントがずれていました。残念。
お参りのお札と一緒に頂いた千歳飴の袋に入っていたのはチョコレート。なんだかとっても立派なありがたいチョコレートです。砂糖は摂取したく(させたく)ないけれど、千歳飴に込められた意味を読むと七五三には欠かせないアイテムと感じます。私も千歳飴の袋を持って、お豆ちゃんと同じ高幡不動尊で撮影した写真が残っています。