藍草を搗け(あいぐさをつけ)

発酵が済んだ藍草を石で搗きました。
10㎝程度に丸めて中央を窪ませてから天日干し。
嬉しい光景。
握り易そうな石を畑で拾いました。

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」は、毎回楽しく視聴しています。
その衣装も、藍玉を作る仕事も、全てが興味深く勉強になります。

そんな訳で、今日の記事は「藍草を搗け」。

発酵が終わった蒅を石で搗いて藍玉を完成させました。
3月に強烈なアンモニア臭が続いたものの、温度は上がらず…それでも、見た目も触感も蒅のようになったので今年はこれで藍建てするつもりです。師からのアドバイスでも製藍に関する文献を読んでも、(発酵でなくとも)繊維を壊せれば良いので、世界各地でおおよそ共通して行われている作業は、「搗(つ)く」という事なんだそうです。
畑で拾った握り易そうな石を使って搗きました。少し搗いただけでも滑らかになり、搗く前とは大分様子が違います。ステキな石臼でもあればいいのですが、今年はベランダで直接トントンと。丸めて中央を窪ませてから天日に干しました。

蓼藍(タデアイ)の種

師から分けて頂いた赤花小上粉のタネ
こんな大きさです。

今年も蓼藍の種を蒔く季節がやって参りました。
昨年まではプランター栽培でしたが、今年は畑が2つ増えたので2号畑と3号畑に大々的に蒔きます。
このタネは、染色の師から頂いた小上粉(赤花)のタネです。毎年少し分けて頂くのですが、タネ採りのタイミングを逃してしまって僅かしか手元に残りません…そんなわけで、毎年頂くこのタネが本当にありがたく貴重です。今年こそは、来年のタネを確保できるようにしたいと思っています。

この小上粉は、2号畑に。
種類の違うタネも染織仲間から頂いたので、そちらは3号畑に蒔きます。

たけのこほり2021

3号畑の裏山で、保育園時代の仲間とタケノコ掘り。
卒園してから10日振りで、お豆ちゃんと根々ちゃん感動の再会。ハグして「久し振りだね」と喜びを分かち合っていました。慣れない小学校生活の緊張が解けたのか、終始笑顔で幸せな時間を過ごしました。
10日も会わなかったのは初めてだね、と根々ちゃんの母さん。1歳の頃から毎日一緒だったから本当にその通りで、幼少期をこんなにも濃密に過ごしたかけがえのない友達とその時間に改めて感謝しています。

さて、肝心のタケノコは合計9本の収穫。私は相変わらず発見に至らず…みんなの後について行って掘るのを応援するだけでした。次回は頑張ります。

最高気温13度の予報だったので、ピクニックはなしでおやつだけ楽しみました。お豆ちゃんはタケノコを掘るから、と言って「たけのこの里」をセレクト。本物のタケノコより、こっちのタケノコの方が魅力的だよね、うん。

菜の花畑で花を摘んだり、蝶々を捕まえたり。山も畑も楽しいこと一杯です。