藍草を搗け(あいぐさをつけ)

発酵が済んだ藍草を石で搗きました。
10㎝程度に丸めて中央を窪ませてから天日干し。
嬉しい光景。
握り易そうな石を畑で拾いました。

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」は、毎回楽しく視聴しています。
その衣装も、藍玉を作る仕事も、全てが興味深く勉強になります。

そんな訳で、今日の記事は「藍草を搗け」。

発酵が終わった蒅を石で搗いて藍玉を完成させました。
3月に強烈なアンモニア臭が続いたものの、温度は上がらず…それでも、見た目も触感も蒅のようになったので今年はこれで藍建てするつもりです。師からのアドバイスでも製藍に関する文献を読んでも、(発酵でなくとも)繊維を壊せれば良いので、世界各地でおおよそ共通して行われている作業は、「搗(つ)く」という事なんだそうです。
畑で拾った握り易そうな石を使って搗きました。少し搗いただけでも滑らかになり、搗く前とは大分様子が違います。ステキな石臼でもあればいいのですが、今年はベランダで直接トントンと。丸めて中央を窪ませてから天日に干しました。